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車のガラスコーティングはしない方が良い? メリット・デメリットと効き目を長持ちさせるコツを解説

2026.02.27

ガラスコーティングは、車の購入時やメンテナンスのタイミングで検討されることが多いボディコーティングです。車をきれいに保つ方法として知られていますが、インターネット上では「しない方が良い」という意見もあります。

本記事では、ガラスコーティングの概要とメリット・デメリット、DIYとプロに任せた場合の比較、施工後のお手入れ術について解説します。ガラスコーティングをしようかどうか迷っている方、DIYと業者のどちらにすべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

ガラスコーティングとは? 基礎知識とガラス系コーティングとの違い

ガラスコーティングとは、シリカなどの無機ガラス成分を配合した特殊なコーティング材を塗布し、車のボディ表面にガラス質の被膜を形成するボディコーティングの一種です。

シリカを構成する元素であるケイ素は、酸素と結合すると六角形の二酸化ケイ素の結晶を形成します。これらの成分が密接に結び付くことで、車のボディに強固なガラス質の被膜が形成されます。

ガラス系コーティングとの違い

ガラスコーティングと混同されやすいものに、ガラス系コーティングがあります。

ガラスコーティングはシリカなどの無機成分を主成分としているのに対し、ガラス系コーティングはシリコンやポリマーといった有機成分が用いられています。ガラス系コーティングで形成される被膜は軟らかく、ボディへの密着性が高いところが特徴です。

ただし、耐久性はガラスコーティングよりやや劣ります。一度の施工で長持ちさせたいのなら、ガラスコーティングを選んだ方が良いでしょう。

ガラスコーティングはしない方が良いといわれる理由

インターネット上などで「ガラスコーティングはしない方が良い」といわれている理由は、大きく分けて3つあります。

1. 汚れは洗車機のワックスを利用しているから

ボディコーティングは、防汚効果が期待できます。しかし、普段から洗車機でワックスをかけている人の中には「高い費用を出してガラスコーティングしなくても、洗車機のワックスで十分」と考える人も多いようです。

洗車機のワックスには、汚れや水滴の付着を防ぐ作用があります。一回あたりの費用も比較的リーズナブルです。そのため、ガラスコーティングの必要性を感じないという意見もあります。

2. 染みが目立つから

撥水性・疎水性の高いガラスコーティングを施すと、雨水がボディ表面に残りやすくなり、イオンデポジット(雨染み)が目立つことがあります。

イオンデポジットは、水滴に含まれる成分(雨なら窒素酸化物や塩素)が蒸発した後にボディ表面に残る現象で、白っぽい跡ができるのが特徴です。特に、青空駐車している方は雨が降るたびに雨水を拭き取る作業が必要になるため、「面倒だからコーティングしない方が良い」といわれる原因となっています。

3. 結局メンテナンスが必要だから

ガラスコーティングの効果を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが必要です。お手入れを怠るとコーティングの寿命が短くなり、再度施工し直す必要があります。

「ガラスコーティングを施せばメンテナンスがいらない」と思っていた方の中には、「結局メンテナンスが必要ならやらなくても良かった」と不満を感じる方もいるようです。

愛車にとってメリットが多い! ガラスコーティングをした方が良い理由

ここまで、ガラスコーティングしない方が良いといわれる理由をご紹介してきました。しかし、愛車の価値を長持ちさせたいのなら、ガラスコーティングはおすすめの施工です。

なぜガラスコーティングをした方が良いのか、その理由は主に5つあります。

1. お手入れが楽になる

ガラスコーティングを施すと撥水性や疎水性が高くなり、汚れを含んだ水がボディ表面で弾かれるようになります。その結果、汚れを落としやすくなり、洗車の手間を軽減できます。軽い汚れならカーシャンプーを使わず、水洗いだけで落とせるため、洗車時間を短縮したい方におすすめです。

またガラスコーティングを施した車には、原則としてワックスがけを行いません。そのため、洗車のたびにワックスがけする手間もカットできます。なぜガラスコーティングの上からワックスがけをしてはならないのか、その理由は後述します。

2. 傷・汚れ・色あせのリスクを低減できる

ガラスコーティングを行うと、ボディ表面に頑丈な被膜が形成されます。そのため、傷や汚れが付きにくくなるだけでなく、色あせの原因となる紫外線にも強くなります。

特に飛び石による傷や退色を解消するためには、研磨や塗装が必要になる場合もあるため、ガラスコーティングでこれらのリスクを低減できるのは大きなメリットの一つです。

3. コーティング効果が長持ちする

ガラスコーティングの効果は、一般的に3~5年保つといわれています。

同じコーティングの一種であるワックスは2~3カ月で塗り直しが必要であるため、コーティング効果を長持ちさせられるのは大きなメリットといえるでしょう。

4. 見た目が美しくなる

ガラスコーティングをすると、被膜効果によってボディ全体にツヤと光沢が生まれ、見た目が美しくなります。

ツヤと光沢のある車は、年数が経過しても新車のような輝きを放つため、愛車の外観をきれいに保てます。

5. 車の価値を維持しやすくなる

ガラスコーティングすると、車の価値を維持しやすくなるのもメリットの一つです。

車の下取り価格や売却額は、ボディの状態によって大きく左右されます。ガラスコーティングで傷や汚れ、色あせを抑えれば、将来的に下取りや売却に出した際、より高い価格で手放せるでしょう。

知っておくべきガラスコーティングのデメリットと注意点

ガラスコーティングには多くのメリットがある一方で、いくつかデメリットもあります。施工してから後悔しないよう、あらかじめ以下のような注意点があることを知っておきましょう。

コーティングの中でもコストが高い

ガラスコーティングは、一般的なワックスやガラス系コーティングなどに比べると、一回あたりの施工コストが高く設定されています。

具体的な費用は車の種類や依頼した業者などによって異なりますが、3~5年間の耐久性のあるガラスコーティングの場合は、新車の場合は5~15万円、使用車(中古車)の場合は10~20万円がおおよその相場です。使用車は作業前に傷の研磨や油分・鉄粉の除去といった下地処理が必要になるため、新車よりもコストが高くなります。

ただし、ガラスコーティングはワックスやガラス系コーティングより持続性が高く、適切なお手入れをしていれば効果が長持ちします。手間をかけて小まめにワックスを塗るよりも、一度で効き目が数年長持ちするガラスコーティングの方が、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。

施工時間が長くなりやすい

ガラスコーティングは、施工時間が長くなりやすい点もデメリットの一つです。

コーティングは下地処理→塗装→乾燥・硬化の順で行われます。この中でも特に時間がかかるのが乾燥・硬化の工程で、完了までに24時間程必要です。そのため、下地処理や塗装を1日で終えた場合でも、全体の作業完了には2日間かかります。

なお、傷や汚れが目立つ使用車の場合、下地処理に時間がかかる可能性が高いため、さらに日数がかかると考えておいた方が良いでしょう。施工期間中は、車は業者に預ける必要があります。通勤などで毎日車を使う方は、代車の手配が必要です。業者によっては無料で代車を用意してくれるところもあるため、代車が必要な場合は業者選びの基準にすると良いでしょう。

どっちを選ぶのがおすすめ? DIYとプロの施工を比較

ガラスコーティングは、専用の材料や道具をそろえればDIYでもできます。しかし、結論からいうと、プロに施工を頼んだ方がおすすめです。

DIYすると作業料金が発生しないぶん、コストを抑えられるところが大きなメリットです。しかし、施工に失敗した場合、一からやり直す必要があります。また、コーティング材の塗布にムラがあったり、乾燥途中で水に濡れたりすると強固な被膜が形成されず、十分な効果が得られません。

特にガラスコーティングは、ワックスなどに比べて高い技術力が求められるため、車に詳しくない方やDIYに慣れていない方が施工すると、失敗する可能性が高くなります。DIYに失敗してから業者へ依頼すると、コーティング剥がしなどの下地処理が追加で必要になり、結果的に費用がかさむ恐れがあります。そのため、最初からプロに依頼した方が、トータルの費用を抑えられる場合が多いでしょう。

さらに、業者に依頼すれば、万が一のトラブルに備えた保証が付いていることが多く、安心して施工を任せられる点も大きなメリットです。

ガラスコーティングを長持ちさせるお手入れ術

ガラスコーティングの効果をなるべく長持ちさせたいのなら、施工後のお手入れのコツを押さえておきましょう。

定期的な洗車を忘れない

ガラスコーティングには撥水・防汚作用がありますが、効き目を長持ちさせるには定期的な洗車が重要です。

特に雨が降った後はイオンデポジットが発生しやすいため、ボディに付着した水を拭き取るなどのお手入れを忘れないようにしましょう。コーティング後の洗車は基本的に水洗いでよいとされています。ただし、水だけで落とせない汚れが付いた場合は、コーティング施工車専用のカーシャンプーを使用しましょう。

ワックスの上塗りをしない

ガラスコーティングをしたら、基本的にワックスの上塗りはしてはいけません。ワックスにはロウ成分が含まれており、紫外線を浴びたり、熱が加わったりすると成分が溶け出して被膜にくっつくことがあります。

溶けたワックスがこびりついているとコーティングの効果が弱まるだけでなく、被膜そのものの耐久性も低下しやすくなるため、ワックスの上塗りは避けましょう。

愛車をきれいに保ちたいならガラスコーティングを検討しよう

ガラスコーティングを施すと、ボディ表面に強固な被膜が形成されるため、傷や汚れ、色あせ対策になります。またメンテナンスの手間を省ける、見た目がきれいになるなど、さまざまなメリットがあります。

ワックスなどに比べて費用や日数はかかりますが、適切にお手入れをすれば効果が長持ちします。長期的に見ると、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。愛車の状態をできるだけきれいに保ちたいのなら、ガラスコーティングの施工を検討してみてはいかがでしょうか。

「車検の速太郎」では、一部店舗において車のコーティングサービスを提供しています。店舗によってはニーズに合わせてさまざまなコーティングメニューがあるため、予算や目的に合わせて選べます。

大事な愛車を長持ちさせたいとお考えの方は、ぜひ「車検の速太郎」のコーティングサービスをご検討ください。