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ソリオ(スズキ)の車検費用を徹底解説! 費用の相場や抑えるコツを紹介

2025.12.27

「ソリオの車検っていくらかかるの?」「なるべく費用を抑えるにはどうすればいい?」そんな疑問や悩みを持つ方もいるでしょう。

スズキの「ソリオ」は、室内空間が広く使いやすいコンパクトカーとして人気のある車です。ソリオに長く快適に乗り続けるためには定期的な車検が欠かせませんが、そのためにはまとまった出費が必要になります。

この記事では、ソリオの車検に必要な費用の内訳から、依頼する業者ごとの特徴、さらに費用を抑えるためのコツまで丁寧に解説します。ソリオの車検をスムーズに進めるために、ぜひチェックしてください。

そもそも車検とは?

車検の正式名称は「継続検査」といいます。道路運送車両法に基づき、安全性の確保や公害防止という観点から、車が国の定める保安基準を満たしているかを定期的に確認する制度です。

車検は、車検証に記載されている有効期間満了日までに受ける必要があります。車検のタイミングは車両・登録区分によって異なりますが、自家用登録の乗用車や軽自動車は、新車購入から3年目に初回の継続検査(=車検)を受け、その後は2年ごとに車検を受けるのが一般的です。

また、車検の有効期限が切れた車で公道を走行すると、違反点数や罰則の対象となるため注意が必要です。車検を受けることで、日常の走行に必要な安全性をチェックでき、快適に車を利用し続けることができるでしょう。

ソリオの車検費用の内訳

ソリオの車検費用は、大きく法定費用・車検基本料金・整備費用の3つに分けられます。
車検を受ける際は、それぞれの仕組みを理解しておくと、見積もりの確認をスムーズに行えます。ここからは、車検費用の内訳を詳しく見ていきましょう。

法定費用とは?

法定費用とは、自動車重量税・自賠責保険料・印紙代の3つで構成されています。これらは車両区分や重量によって一律の金額が決められており、法律で車検時に支払いが義務付けられています。法定費用を支払わなければ、車検自体を受けられません。

必ず発生する費用だからこそ、事前に理解して準備しておくことが安心につながるでしょう。ここからは、それぞれの費用の詳細を見ていきます。

自動車重量税

自動車重量税とは、車の重量に応じて課せられる税金のことで、重量が重いほど税額も高くなります。ソリオを含む乗用車の場合、車検証に記載された車両重量によって税額が決まります。ソリオの場合は、年式やグレードによって車両重量0.5トン超え1.0トン以下と1.0トン超え1.5トン以下の2種類の重量税区分のどちらかとなります。

また、新車登録からの経過年数によっても金額が変わり、13年および18年を超えると税額が高くなる仕組みです。ただし、ソリオのグレードによってはエコカー減税の対象となる場合があり、対象車は重量税が軽減されます(※)。

車両重量

エコカー

(本則税率)

13年未満

13年経過

18年経過

0.5トン超え

~1.0トン以下

10,000円

16,400円

22,800円

25,200円

1.0トン超え

~1.5トン以下

15,000円

24,600円

34,200円

37,800円

自賠責保険料

自賠責保険とは、公道を走行する全ての自動車に加入が義務付けられている保険のことです。交通事故でけがをした相手を救済するための対人賠償を補償することを目的としており、この保険にかかる費用が自賠責保険料です。

保険料は軽自動車か自家用乗用車かなど車種の違いや、保険加入月数によって変わります。ソリオの場合は、2年車検24カ月分で17,650円となります(※)。また、毎年4月に金額の見直しが行われ、前年の保険料の支払い状況に応じて引き下げられる場合があります。

印紙代

印紙代とは、車検時の継続検査登録に必要な書類に印紙や証紙を添付して納付する公的な手数料で、ソリオのような登録車の場合は国と自動車技術総合機構に納めます。

地方運輸局長の認証を受けた整備工場(=認証工場)と、認証工場の中でも設備や技術・管理組織が一定基準を満たしていると認められた工場(=指定工場)の2つのうち、どちらで車検を受けるかによって金額が変わります。

依頼したいと考えている業者がどちらに当たるかを、事前に確認しておくと良いでしょう。

車検基本料金とは?

車検基本料金とは、車検を行う際に業者に支払いが必要となる基本的な手数料のことです。主に24カ月法定点検料や代行手数料、検査機器使用料などが含まれており、その業者で車検を受ける上で欠かせない項目です。

ただし、金額は依頼する業者によって大きく異なり、同じ車検内容でもディーラーと車検専門店、整備工場などで差が出る場合があります。信頼して任せられるよう、費用が適切かを事前に確認することが大切です。

整備費用とは?

整備費用とは、車検と一緒に行う修理や部品交換などの追加整備にかかる費用のことです。車の状態によっては、車検時に劣化した消耗部品や定期的に交換が必要な油脂類を交換する場合があり、内容によって金額が大きく変わります。

車検では、一般的に以下のような部品の劣化や消耗が指摘され、車検と同時に交換を求められることがあります。

● エンジンオイル
● オイルフィルター
● ブレーキオイル
● ブレーキパッド
● ワイパーゴム
● エアフィルター
● エアコンフィルター

大きなトラブルや余計な出費を防ぐためにも、これらを小まめに点検し、走行距離や期間を目安に交換したり、交換時期が来ていなくても何か異常が感じられる場合には早めに交換をしておくと良いでしょう。

ソリオの車検費用の相場はいくら?

ソリオの車検費用は、前述したように年式やグレードにより重量税が2種類ありますが、約60,000〜140,000円が相場です。車検にかかる車検基本料・整備費用は、ディーラーに依頼するとやや高めになる一方で、ガソリンスタンドや車検専門店は比較的安く済む傾向があります。

例えば新車から13年未満の非エコカーのソリオの場合、「車検の速太郎」では車検基本料金と法定費用を合わせて追加整備費用が無い場合、以下が参考費用となっています。

● 車両重量0.5トン超え1.0トン以下:55,650円
● 車両重量1.0トン超え1.5トン以下:63,850円(※)

依頼する業者によって料金やサービス内容に差があるため、それぞれの特徴を下の表で比較してみましょう。
※費用相場は、一般的な消耗品(オイル類、ブレーキパッド、フィルター類など)の交換を含み、タイヤやバッテリーなどの高額消耗品や大きな故障修理、鈑金塗装などは含まないものとします。

業者

費用相場

車検日数

サービスの特徴

ディーラー

約90,000

~140,000円

1日~3日

1日車検もあるが日をまたぐ場合が多い

●  メーカーの認定資格を持った整備士が対応

●  交換の際は純正部品を使用する

●  アフターサービスや保証内容が充実

車検専門店

約60,000

~100,000円

60分~1日

待っている間に完了する場合もある

●  幅広い車種の車検の経験を持つ整備士が対応

●  効率的で完了までが早い

●  車検内容が分かりやすく、整備の選択肢も自由度がある

整備工場

約80,000

~120,000円

1日~5日

認証工場の場合は日数がかかる

●  幅広い車種や整備の経験を持つ整備士が対応

●  予算に合わせた柔軟な対応が可能

●  地域に密着しており困りごとなどの相談がしやすい

カー用品店

約70,000

~100,000円

1日~3日

短時間車検を行っている場合もある

●  カー用品に関する知識が豊富な整備士が対応

●  消耗部品やアフターパーツを幅広く在庫している

●  営業時間も比較的長く、駐車場や交通の便など利便性が高い

ガソリンスタンド

約60,000

~90,000円

3日~7日

提携工場に出す場合は日数がかかる

●  明るく元気で話しやすい整備士が対応

●  車検実施でガソリン値引きや洗車割引など特典が豊富

●  給油利用していれば利便性が高い

ソリオの車検費用を抑えるコツ

車検は必要なものとはいえ、なるべく費用を抑えたいと考える方もいるでしょう。ここからは、ソリオの車検費用を少しでも抑えるための具体的なコツを紹介していきます。事前にポイントを知っておくことで、無理なく節約につなげられます。

複数の業者から見積もりを取る

ソリオの車検費用を抑えるには、まず複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。

同じ車検でも、依頼する業者によって料金だけでなくサービス内容に差があります。例えば、ディーラーは部品を交換する際にメーカー純正部品を使い、ディーラー独自の点検項目もある分、車検基本料金が高くなりがちです。

一方で「メーカー純正部品にこだわらない」「点検は必要最低限でよい」という方は、車検費用が比較的安いガソリンスタンドやカー用品店、車検専門店などを視野に入れると良いでしょう。車の状態や予算から複数の業者を比較して、適切な業者を選んでください。

車検時の部品交換・整備項目を見直す

車検でなるべく費用を抑えるためには、部品交換や整備項目を見直すことが大切です。

国が定めた保安基準を満たしていれば、業者から提案された全ての部品を交換・整備する必要はないため、予算や今後の乗り方に合わせて必要な項目に絞って部品交換や整備を行うと良いでしょう。安全に支障がない範囲で部品交換や整備項目を絞ることで、費用を抑えられます。

最低限の点検整備のみでなるべく費用を抑えたい場合は、追加整備の選択に自由度の高い車検専門店を選ぶのも方法の一つです。

まとめ

ソリオの車検費用は、法定費用・車検基本料・整備費用の3つで構成されており、費用相場は約60,000〜140,000円です。依頼先によって料金やサービスに違いがあるため、複数の見積もりを取り、整備項目を見直すことが費用を抑えるポイントになります。

中でもおすすめなのが車検専門店の「車検の速太郎」です。工場での立合い説明で車の状態を直接目で見て確認が出来るため、車検を初めて受ける方でも安心して任せられるでしょう。自分の車を担当する検査員と相談しながら整備内容を選択できるため、納得して整備を行うことが出来ます。
国家資格を持つ検査員と整備士の2名体制で効率的に車検を行い「最短45分~」と待っている間に車検が完了するため、その場で乗って帰れます。
費用についても、車検基本料金となる検査費用は国産車全車一律の19,800円とシンプルで分かりやすく、代行手数料などの余分な手数料もかかりません。

「ソリオの車検費用をなるべく抑えたいけれど、安心感も大切にしたい」という方は、ぜひお近くの「車検の速太郎」で相談してみてください。