車検を受ける際の車検証以外の必要書類
普通車の車検(継続検査)を受ける際には用意しなければならない3つの必要書類があります。それは『車検証』、『自動車損害賠償責任保険証明書』、『自動車納税証明書』です。まず当然と言っていいのが『車検証』です。これが無ければ始まりません。もし紛失してしまった場合は陸運局で即日再交付を受けられますので大丈夫です。次に『自動車損害賠償責任保険証明書(旧自賠責保険証)』です。
この自動車損害賠償責任保険は通常、車検の期限切れとほぼ同時に契約が切れ、更新しなければならなくなります。継続検査を受ける時期にもよりますが、保険期間の兼ね合いから現在の保険証明書と更新した保険証明書が必要となります。自動車損害賠償責任保険は加入が義務ですので、この証明書が無ければ当然継続検査は受けられないことになります。『自動車納税証明書』は、継続検査を受ける年度の納税証明書が必要となります。コンビニ等で支払をした場合は『継続検査用』と記載のあるものが返ってきますので、これを使用します。もし紛失してしまった場合は管轄の自動車税事務所へ行けばすぐに再発行してもらえますので心配ありません。身障者など自動車税の減免対象者は自動車税事務所に行き減免証明書を発行してもらいます。自動車税の支払いが滞っていれば継続検査は受けることが出来ないことになります。この3つの必要書類以外にも、自動車の『使用者』の認印、自動車重量税(車種毎や登録年度によって異なりますので確認が必要です)や継続検査受検手数料、整備の際に必要な費用などの経費も必要となってきます。これらの必要書類は自分で継続検査を受けるユーザー車検でも、ディーラーや業者さんに依頼する場合でも変わりません。
ちなみに軽自動車の車検も、必要書類は普通車の場合とほとんど変わりません。やはりここでも『車検証』、『自動車損害賠償責任保険証明書』、『自動車納税証明書』が絶対に必要となります。なお、軽自動車における『自動車納税証明書』は、名称が『軽自動車税納税証明書』となり、発行元が軽自動車の使用者住所に記載されている各市町村役場の税務課の窓口となります。これ以外にも普通車同様『使用者』の認印、自動車重量税や継続検査受検手数料、整備の際の費用などの経費が必要となります。もし車検の際の必要書類並びに必要諸経費についてわからない点がある場合は、近くの陸運局かディーラー、専門の業者さんに問い合わせてみてください。