コラム

安心して自動車に乗るための車検

マイカーを安心して乗るために定期的に車検を受けるますが、あなたの自動車は、本当に安心して運転できる状態で整備点検が行なわれていますか?

車検での点検項目は安全に運転が出来る項目が検査されます。

しかしながら、最低限の点検項目として行なわれるのが実際です。

ブレーキを例にとってお話します。

ブレーキは、近年、ほとんどの車両で前輪がディスクブレーキが採用されており、新車の状態でブレーキディスクキャリパー内に装着されているブレーキパットは10ミリですが、走行と共に摩耗が進み、パット残量が1ミリ以下になると車検が通過しません。

となると、2㎜では一応OKとなりますが、ブレーキパットの交換のタイミングは一般的に4万キロと言われており、ブレーキングの違いにより多少異なることがあります。

ブレーキは運転者の癖が出るもので、アクセルワークにも左右されるでしょう。

交換のタイミングが4万キロとすれば、1ミリで4千キロです。

車検の時点でパット残量が3ミリであったとして、車検は通過したとしても、次の車検まで8000キロ以上走行する場合、パットの残量が安全性を確保するものではありません。

しかし、検査そのものは問題が無いとしたら、これが安全な検査と言えるのでしょうか?

これは、安い料金で請け負う専門業者の方法であり、あくまでも低料金を主とした方法となり、いわゆる検査を通すだけとなります。

次の検査の2年後まで安全で安心して乗れるのかどうかという確証はなく、あくまでもその時点で検査内容の項目をクリアする最低限のレベルであるということのみです。

検査後に消耗が早く、万が一自動車で高速走行をしているときにブレーキの摩耗が進み、ブレーキが効かなくなってしまったら、大惨事を招くことになるでしょう。

後輪に搭載されるリアブレーキはディスク採用が多くなりましたが、コンパクトカーや軽自動車の場合、ドラム式ブレーキが採用されていることが多いでしょう。

ここでも、消耗品であるブレーキライニングがありますが、このブレーキライニングも1ミリ以下で検査に合格しません。

しかしながら、検査時に4㎜以下であれば安全性を考えて交換が打診されることが多いでしょう。

ブレーキを例にとってみましたが、消耗品にはベルト類やオイル関係、タイヤなどもあり、ギリギリで合格したとしても安全性を保てるものではありません。

しっかりと消耗品交換を打診してもらい、交換済パーツを見せてくれる修理工場に依頼しましょう。

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