コラム

ユーザー車検は付き添いがあるとスムーズ

ディーラー車検の場合には、法定費用に加え、4万円から10万円程度が加算されることは珍しくありません。民間整備工場でも、そこから1割安くなるかならないかです。もし自分に自動車の知識があれば自分で車検を通した方が安く済むということは言われていますが、全く知識がない場合には端から諦めてしまうかもしれません。



ユーザー車検は税金などの法定費用のみで車検に通すこともできますが、ある程度自動車整備の知識がないと、付き添いでもしたことがない限りかなり不安でしょう。



車検の検査内容は、同一性の確認、外廻り検査、サイドスリップ検査、ブレーキ検査、スピードメータ検査、ヘッドライト検査、下廻り検査といったものでチェックします。



同一性の確認とは車検証や申請書類に記載された内容と車両の間に相違がないかといったチェックです。外廻り検査は、車体・灯火類などの自動車の外観に問題がないかのチェック、サイドスリップ検査は直進安定性を見るための前輪タイヤの横滑り量のチェック、ブレーキ検査は前輪と後輪、駐車ブレーキの制動力チェック、スピードメータ検査は実際の速度と車の速度表示との間の誤差のチェックです。



そのほかのヘッドライト検査はヘッドライトの光量や光軸が基準値内かのチェック、排気ガス検査は排出ガスのCOとHCの濃度チェック、下廻り検査は車両下部のかじ取り装置の不具合やオイル漏れなどがないかのチェックを行い、問題がなければ車検は合格します。



ユーザー車検はこれを自分で行います。車検を受けるだけの時は3000円程度と自動車税納付書、車検証、印鑑があれば大丈夫です。もし「車検に通らないこともある」と考えているなら、法定費用は後払いすることもできます。車検に合格すれば払うという選択が可能です。



もし付き添いがないと不安だけど安く済ませたいということなら、付き添いがあるユーザー車検を選択しましょう。自分だけで行う場合に比べ1万3000円ぐらいは上乗せになりますが、自分が車検に立ち会う程度の気軽さで、ユーザー車検に臨むことができます。大変スムーズに終わります。



この車検費用は車種によって全く変わらないといった業者もあり、車種による違いは自賠責と重量税だけの違いになります。車検が切れてしまっている場合でも、「自動車臨時運行許可制度」をつかって、持ち込めば車検を受けることができます。車検を終えたら、仮ナンバーと自動車臨時運行許可証を返納して完了となります。

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