コラム

登録自動車において車検の手数料はいくらかかるか

自動車を保有し続ける場合は、車種や用途などに応じて1~3年に1度は車検を受けなければなりませんが、この時には検査登録手数料を支払わなければなりません。

この料金の支払いは印紙と証紙で行うことになっており、運輸支局の施設内にある印紙と証紙の購入窓口で、手数料分の印紙と証紙を購入し、専用の納付書もしくは検査票に貼り付けて提出する仕組みになっています。



車検時に支払う検査登録料は車両の種類と、受検する車検の種類によって異なっており、小型自動車の場合は新規検査が2000円で継続検査が1700円となっており、普通自動車の場合は新規検査が2100円で継続検査が1800円となっています。

また、民間車検場(指定工場)で点検と整備を行って交付された保安基準適合証を持参して運輸支局での手続きを行うと、検査登録料が、検査の種類に関係なく1100円となり、通常通りに検査場で受検する場合に比べて安くなります。



この検査登録料には内訳があり、検査登録料のうちの400円は新しい車検証の交付事務に関する料金として国に納めて、残りの部分が検査そのものの事務に関する料金として検査を実施している独立行政法人に納めることになっています。

ただし、保安基準適合証を持参して手続きを行った場合は、支払う検査登録料は全額が国に納められることになっています。

これは2008(平成20)年以降から適用されているルールで、2007(平成19)年以前は検査登録料を一旦すべて国に納付し、集められた検査登録料から一部を独立行政法人に交付する形がとられていました。



一方、軽自動車の場合は運輸支局内の検査場ではなく、軽自動車検査協会内にある検査場で検査を受けなければならず、検査登録手数料も検査協会に対して納めることになります。

軽自動車の場合の料金は用途などに関係なく、継続検査、新規検査ともに1400円で、車検証の返納証明書と保安基準適合証を持参して手続きを行う場合は1100円となります。



車を新規検査あるいは継続検査に出す場合に出費しなければならないお金において、大きな部分を占めているのは重量税や自賠責保険料、点検整備費用などであり、検査登録料が占める部分は少ないです。

しかし、検査登録料は車の検査登録制度を維持するために必要な費用と位置づけられています。

今後、法令の改正などで検査登録料の金額が増減する可能性はありますが、所有している車を検査に出す際にはこのような点を念頭において臨むと良いです。

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