コラム

車検の見積りでは一年間の走行距離が重要

車検は自動車のオーナーである以上は避けて通ることが出来ません。

この検査と手続きは法律で定められたものであるため、一定年数が経過しているのであれば必ず受けなくてはなりません。

もし車検を受けていない自動車を意図的に走行させた場合には無車検車運行として罪に問われることになります。

しかし実際にこの検査を受ける場合にはある程度の費用負担が発生することが多く、車種・年式によっては10万円以上の請求が来ることもあります。

そのため検査を依頼する場合には業者に対して見積りを作ってもらい、それによって作業を進めていくことが必要になります。



ですが、この見積りを取るという段階で必ず押さえておかなくてはならないポイントとなっているのが「一年間の走行距離」についてです。

ではどうしてこれが重要なのかと言うと、ある程度使用した自動車の場合はまず必ずメンテナンスが必要になるからです。

例えばわかりやすい所で言えば自動車の制動を行うブレーキパッドがありますが、このブレーキパッドはブレーキを使用すれば使用するほど擦り減っていきます。

そのためもし擦り減っていた場合には制動力に問題があるとして検査を通過することが出来ないこともあり、その場合には修理が必要であるとして交換用の部品代や技術量が見積もりに上乗せされることとなるでしょう。

ですが自動車の部品は「走行距離に比例して消耗する」というのが基本です。

例えば年間1万キロを走行する自動車と、5千キロしか走行しない自動車があったのであれば、それぞれの部品消耗速度は単純計算で二倍の差があります。

もし1万キロを走行する自動車の車検でそうした見積もりが出された場合はメンテナンスが必要だと考えることができますが、しかし5千キロしか走行しないのであれば必ずしも必要では無く、次の点検時に確認するという形で先延ばしにすることもできます。



こうした判断を柔軟に行っていけば、見積もりの中に含まれた「急いで行う必要が無いメンテナンス」を見つけることができます。

そもそも車検と言うのは検査費や手続き代行料などでかなりの負担が消費者にのしかかります。

一度にそうした費用負担をしても問題が無いというのであればこの点を気にする必要はありませんが、もしなるべく費用負担を軽くしたい、部品は出来る限り使ってから交換したいというのであれば、自分の走行距離を把握して部品の消耗スピードを推察することが非常に重要となります。

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