コラム

車検費用を抑えるには早めの予約を

自動車ユーザーにとって非常に悩ましいのが二年毎に発生してしまう車検です。車検の費用は非常に高額で、法定費用、自賠責保険、税金などのほかに様々な整備や点検が行われて、どんどん出費がかさんでしまう仕組みになっています。そんな悩ましい車検も、最近では格安の商品を扱うお店が増えてきたり、高額なディーラーでさえも早期予約による割引を展開するなど、予約の時期によって大きく優遇するような価格競争が発生しています。実際の車検では、自動車の重量税と、検査にかかる諸費用のほかに、自賠責保険の更新にかかるお金と自動車重量税を支払うのが基本です。このほかに、ディーラーなどにおいては、法定点検という名目の各種項目点検による安全確認と、消耗品の交換や予防交換が実施されます。なかでもこの予算をどんどん押し上げてしまうのが予防交換です。たとえばエンジンオイルなどは最たるもので、メーカーやディーラーは3000キロ毎の交換だとか、5000キロもしくは半年に一度の交換を推奨してきますが、実際にはこのような短期間や短い走行距離で交換を必要とする自動車はほとんどありません。検査という一定のタイミングで、無理やり交換しているようなものであり、消耗品はその使用限度まで最大限使用するのがもっとも効率的というのは当たり前でありながら、過剰に短い期間で交換しているのがよくわかります。エンジンオイルと同時に交換されてしまうのがオイルフィルターです。このフィルターは、エンジンオイルの交換を2回目に実施する際に行うのが通例であって、検査のタイミングだからといって無理に交換する必要はまったくありません。これ以外にも、オートマチックオイルやワイパーブレード、ブレーキオイルやクーラント液など、さまざまな消耗品が検査のタイミングという理由だけで過剰なまでに短い期間で交換されてしまいます。悪質ともいえるようなこの状況を打破してくれるのが格安車検を実施している各社であり、それらの会社では、本当に必要なタイミングで交換するように丁寧にお話をしてくれるのが一般的です。予約の時点で現車をよく確認してもらい、ほんとうにこのタイミングで必要となる交換部品を精査することにより、過剰な出費を極小に抑えて、必要最低限で適切な点検を受けて安全を確実に維持していくことは、本当に有効な定期点検の実施と、自動車を安心して乗り続けるために必要なことだと思います。

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