コラム

初めての人のために自動車車検の基礎知識

車検を受ける期間



自動車を所有している人は、定期的に車検を受けて公道で走行するにあたって最低限の保安基準を満たしているかどうかチェックする義務があります。もし受けずに公道を運転した場合、違法行為になります。6か月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金となってしまいます。さらに違反点数として、6点のマイナスです。どの程度のペースで検査を受ける必要があるかですが、新車の場合には3年後、それ以外は2年に1回のペースで受けることが義務付けられています。車検証を見ると左下のところに、「有効期限の満了する日」と記載されているはずですからこちらで確認できるはずです。もしくは自動車のフロントガラスのところに、検査標章と呼ばれるシールが貼り付けられていて、次回期限が記載されているはずです。こちらでいつまでに受けないといけないのかを確認することです。ちなみにこのシールに記載されている有効期間よりも1か月前から車検は受けられます。もし1か月前の早い時期に検査を受けたとしても、そのことで次回の期限が1か月前倒しになることはありません。3月20日が期限だったとして、その1か月前の2月20日に受けたとします。この場合でも次回の検査の有効期間は、2年後の3月20日までになります。



必要書類は?



車検を受けるにあたって、いくつか必要書類があります。その書類を検査前に準備しておきましょう。まずは車検証です。車にいつも携帯しているでしょうがもしも失くした場合には、ナンバーを管轄している運輸支局で再発行手続きを行わないといけません。自動車の保有者は、1年分の税金を支払います。その支払い証明となる自動車税納税証明書も必要書類に含まれますので準備しましょう。さらに車の保有者は、強制保険とも言われる自賠責保険に加入していないといけません。この自賠責保険証明書も必要書類に含まれます。また24か月定期点検整備記録簿を持っているのであれば、車検の時に準備しておきます。人によって自分で点検して書き込んでいるものもあれば、整備工場やガソリンスタンドで点検してもらって、そのときに作成したものもあるでしょう。ただしたとえば検査を受けた後で、独自に点検整備を行う予定であれば、この24か月定期点検整備記録簿を準備する必要はないです。重量税の納付書や継続検査申請書なども必要になりますが、これはあらかじめ自分で準備するのではなく、検査会場で交付してもらうのが一般的です。窓口で尋ねれば、用紙はもらえるはずです。検査を受けるにあたって、検査料の他にも自賠責保険料や重量税などの法定料金を支払う必要があります。検査料や重量税などを納付するとき、現金払いをすることはまずありません。印紙を購入して、納付書などに貼り付けて提出という形で料金の負担をすることが多いです。そこで印紙も検査を受ける時には必要になります。検査料や重量税の課税額は、皆さんがどのような車種に乗っているかによって違ってきます。あくまでも参考として、4・5ナンバーの小型車を検査に出すのであれば、印紙は400円で証紙が1300円となり、合計1700円を納付する形になります。印紙や証紙に関しては、検査を受ける会場などで販売しているはずです。よってあらかじめ自分で準備して、検査に臨む必要はないでしょう。書類の書き方がわからないから心配という人もいるでしょうが、書類の書き方については受付の近くにある机などに記入例があるはずです。こちらを見て作成をすれば、まず問題はないでしょう。



車検が切れてしまったら?



期限までに検査を受けることがドライバーは義務付けられています。しかし中にはうっかり忘れていた、海外に長期滞在をしていて期限を逃してしまったというケースもあるでしょう。冒頭に紹介したように、期限切れになっている自動車を公道で走らせることは法律違反に該当します。ということは、検査場まで車を運転して運ぶことができません。その場合に検査場に持ち込むためには、2つの方法があります。まずはレッカー車を読んで、車を引きずって行ってもらう方式です。その他には仮ナンバーを取得して、運転する方式があります。皆さん街中で、白ナンバーに赤い斜線のひかれているナンバーを見かけたことがあるという人はいませんか?これが仮ナンバーです。自分の住んでいる所を管轄する市区町村役場で手続きをすれば、仮ナンバーを発行してもらえます。申請手続きをする場合には、免許証と自賠責保険証、手数料、対象の車を証明するための車庫証明などの書類が必要です。印鑑も必要ですが、実印でなくても認め印でも手続きはできます。仮ナンバーを発行してもらったら、対象の車につけて、速やかに検査を受けることです。というのも仮ナンバーの有効期間は限定されているからです。申請手続きをした当日も含めて3日間しか有効ではなく、もしその期限を越えた場合ナンバーをつけていても、違反車両になってしまいます。このように車検切れを起こすとなかなか面倒なので、期限内に時間を見つけて検査を通すことです。

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