コラム

ユーザー車検の流れ

車検(継続検査)は自動車を所有していると必ず受ける必要があります。一回継続検査を受けると、その効力は通常2年間(新車登録後は3年間)継続し、期限が切れる前に再度継続検査を受検しなければ、いわゆる車検切れとなってしまい、自動車を公道で使用することが不可能となってしまいます(期限切れの自動車を公道で使用すると法律違反となります)。継続検査を受検するためには、指定整備工場を有するディーラーや整備工場などの業者に検査手続きの全てを任せる手段と、自動車を陸運局や軽自動車協会に持ち込んで自分で継続検査を受検する『ユーザー車検』という手段の二つの方法がありますが、ここでは『ユーザー車検』の流れについて説明していきます。自分で継続検査を受けるためにはまず受検予約から始まります。インターネット上にある予約システムを使用しての予約となり、所有する自動車の車両番号や車台番号などを入力。予約したい受検日時の選択をします。予約後は、検査日時までに必要書類(検査証、自賠責保険証明書など)が揃っていることを確認します。また、タイヤの溝の状態や、ワイパーのウォッシャー液の残量などの確認を行っていたほうがよいでしょう(こういった箇所も当日確認されます)。検査当日は、陸運局に入る前にテスター場で予備検査を受けることをお勧めします。予備検査場では、陸運局の継続検査ラインと同じ内容の検査を受けることが可能です。予備検査で何も問題が無ければ、本番の検査でも合格することは確実です。また、ここで模擬検査を受けることにより、検査ラインを通る経験を得ることも出来ます。予備検査を受けた後は、いよいよ本番の継続検査受検となります。まず検査場のユーザー車検専用窓口に申請書及び必要書類、自動車重量税印紙を張り付けた重量税納付書を提出します。その後すぐにラインでの検査となりますが、ラインを通る前にタイヤのすり減り確認やヘッドライト及びブレーキランプ、方向指示器点灯確認などがあります。ライン上では前後ブレーキとサイドブレーキの検査とスピードメーターの検査。ヘッドライトの光軸検査の後に下回りの検査と排気ガス検査と続きます。一度予備検査で経験済ですから問題なく受検出来るはずです。検査が終了し異常が無く合格すれば、陸運局の窓口で新しい検査証及びステッカーが交付されます。これを受領することによりユーザー車検は完了となるのです。予備検査あるいは継続検査ラインでの検査において異常が見つかった場合、すぐにその箇所を整備が出来るのであれば、当日中予約をせずに再び継続検査を受けることが出来ます。

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