コラム

車検とはなにか

車検とは、正式には自動車検査登録制度と言います。自動車や自動二輪車に対して国土交通省が規定する保安基準に適合しているかの検査を行い、自動車の所有権を公的に証明するための登録を行う制度です。

検査と登録は一定期間ごとに行われます。具体的には、新車から数えると初回は3年目、2回目以降は2年ごとです。



もし自動車検査登録制度を登録しないまま公道を走ると、道路運送車両法違反になり、罰金や禁固刑の刑事罰の対象になるので注意が必要です。また、違反点数もつき、一発で免許停止処分になるので、大きいリスクを背負うことになります。

そのため、かならず検査を受けるようにしましょう。



さて、では、なぜ車検が必要なのでしょうか。



自動車は長く使用するほど劣化し、パーツが消耗します。消耗したパーツのまま走行するとエンジンやブレーキなどの重要な部分にトラブルを抱える可能性があり、すると、運転者はもちろん、周囲へ危険を与える可能性が非常に高くなります。こうした危険のリスクを回避するため、国土交通省では自動車に保安基準を設けました。

そして、その保安基準を満たさない自動車は公道で走行してはいけないことになっているのです。

車検は、自動車の構造やパーツを定期的にチェックして自動車の安全を確保するとともに、排気ガスによる大気汚染の予防、円滑な交通の確保、省エネルギー化を維持する目的で行われています。



ちなみに、こうした定期検査を受けることで自動車をより長持ちさせることもでき、余計な出費を抑えることもできるのです。

例えば、エンジンの潤滑をよくするためにエンジンオイルを定期的に交換する必要があります。車種や使用状況により一概ではないものの、エンジンオイルは一般的には1年毎や1万5000Kmごとに交換するのがいいとされていますが、もし一度も交換しないまま走行し続けると燃費が悪くなったり、エンジンの音や振動が大きくなります。さらに、最悪の場合はエンジンが壊れてしまいます。

エンジンオイルの交換は3000円程度ですが、エンジンの交換は約40万円もかかることになるので、その代償は大きいと思っておいた方がいいでしょう。

検査時には、こうした消耗した設備の点検や交換もしてくれるので、チェックを忘れがち、よく分からないから放置しがちという人には助かるのです。



今どきの車検はスピーディーなのが特徴です。また、ネット予約割引、初回割引、リピーター割引、早期予約割引などで安く受けることもできるので、うまく活用してみるといいでしょう。

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